※本記事にはアフィリエイト広告(PR)を含む場合があります。
3Dプリンタを使い始めると、多くの人が一度は
「PLAとPETGはどっちを使えばいいのか」
で悩むと思います。
特に研究用途では、
- 強度
- 寸法安定性
- 印刷の安定性
- 加工しやすさ
- 再現性
などが重要になるため、単純に「人気なフィラメント」を選ぶだけでは上手くいかないこともありました。
研究用途で実際に使った感覚では、
- まず試作したい → PLA
- 強度や耐久性を重視 → PETG
という使い分けがかなり扱いやすかったです。
この記事では、研究用途で実際にPLAとPETGを使って感じた違いをまとめます。
実験用治具や試作パーツを作る人の参考になれば幸いです。
PLAとPETGの比較表
まずは、研究用途で使った際の違いを簡単にまとめます。

用途別におすすめだったフィラメント

個人的には、
- 試作・寸法確認 → PLA
- 強度重視 → PETG
という使い分けになることが多かったです。
PLAは印刷しやすく試作向きだった
最初に使ったのはPLAでした。
理由は単純で、かなり扱いやすかったからです。
PLAは反りにくく失敗しにくい
PLAは特に、
- 反りにくい
- 寸法が安定しやすい
- 表面が綺麗
- 印刷条件がシビアではない
という点がかなり使いやすかったです。
研究用途では、
「まず形状確認したい」
という場面が多かったため、PLAは非常に便利でした。
研究用途の試作ではPLAがかなり使いやすい
例えば、
- センサー固定具
- 配線ガイド
- 仮組み部品
- サイズ確認用モデル
などではPLAを使うことが多かったです。
特に寸法確認では、PLAの安定性はかなり助かりました。
PLAは割れやすさと耐熱性が気になった
一方で、長期使用では困ることもありました。
PLAはネジ周辺で割れやすいことがあった
特に、
- ネジ締結部
- 薄肉構造
- 応力集中部分
では割れやすさを感じました。
PLAではネジを何度か締め直しているうちに、周辺から割れてしまうこともありました。
積層方向によっては、締め付け時に割れることもあります。
PLAは高温環境に弱かった
PLAは耐熱性があまり高くないため、
- 高温環境
- モーター周辺
- 長時間使用
では変形が気になることもありました。
研究用途では、意外と「長時間放置」があるため、この差は大きかったです。
PETGは強度が高く実験治具向きだった
その後使い始めたのがPETGでした。
最初はPLAより扱いにくい印象がありましたが、強度面ではかなり優秀でした。
PETGは割れにくく耐久性が高かった
特に良かったのは、
- 割れにくい
- 柔軟性がある
- 耐久性が高い
- ネジ周辺が壊れにくい
という点です。
PLAでは割れやすかった形状でも、PETGでは耐えられることがありました。
実験治具ではPETGの安心感が大きかった
例えば、
- 繰り返し使う部品
- ネジ固定する部品
- 力がかかる部品
ではPETGを使うことが増えました。
研究用途では「壊れにくさ」がかなり重要でした。
PETGは糸引きしやすく印刷調整が必要だった
ただし、PETGは扱いが難しい部分もありました。
PETGは糸引きがかなり発生しやすい

特に気になったのは糸引きです。
細いフィラメント状の樹脂が残りやすく、
- 見た目
- 可動部
- 内部構造
に影響することがありました。
PETGでは糸引きが増えやすく、最初は表面がかなり荒れることもありました。
PETGは印刷条件の調整が必要だった
PETGでは、
- 温度
- リトラクション
- 冷却
- 印刷速度
などの影響を受けやすい印象でした。
PLAよりも調整項目が増えるため、最初は少し苦戦しました。
PETGは条件によって少し反ることもあった
PLAは反りにくかった一方で、PETGは条件によって少し反ることがありました。
特に、
- 大きい部品
- 長時間印刷
- ベッド温度不足
では影響を感じやすかったです。
研究用途では積層方向もかなり重要だった

PLAとPETGどちらでも共通して重要だったのが積層方向です。
3Dプリンタは積層造形のため、方向によって強度がかなり変わります。
特に、
- ネジ締結
- 曲げ
- 引っ張り
がある場合は、積層方向をかなり意識していました。
フィラメント種類だけでなく、造形方向も強度に大きく影響します。
積層ピッチで仕上がりもかなり変わった
積層ピッチ(積層間隔)も重要でした。
積層ピッチを細かくすると表面が綺麗になりやすい

積層ピッチを細かくすると、
- 表面が滑らか
- 曲面が綺麗
- 寸法が安定しやすい
一方で、
- 印刷時間が長い
- 失敗時のロスが大きい
というデメリットもありました。
研究用途では、用途に応じて積層ピッチを変えることが多かったです。
個人的には「試作はPLA、本番はPETG」が多かった

最終的には、
- 試作・寸法確認 → PLA
- 強度や耐久性重視 → PETG
という使い分けになることが多かったです。
特に研究では、
「まず素早く試す」
ことが重要なので、PLAの使いやすさはかなり助かりました。
一方で、長期使用する部品や力がかかる部品ではPETGの安心感が大きかったです。
まとめ|研究用途ではPLAとPETGを使い分けるのが重要
研究用途で実際に使って感じたのは、
- PLAは印刷しやすい
- PETGは強度が高い
- 用途で向き不向きがかなり違う
ということでした。
特に、
- 試作
- 実験治具
- ネジ締結
- 長期使用
では、フィラメント選びでかなり使い勝手が変わります。
個人的には、
- とりあえず試作 → PLA
- 強度や耐久性重視 → PETG
という使い分けがかなり安定していました。
これから研究用途で3Dプリンタを使う人の参考になれば嬉しいです。


コメント